江戸時代のネコは、灯油をなめていた!!

現在灯油は、暖房用の燃料として知られていますが、元来はランプなど照明用として利用されていました。
現在のような石油製品ではなく、採種油(胡麻など)魚油(鯨、鰯など)が用いられていました。
また、灯油(ともしびあぶら)とも呼ばれていました。

魚油は、文字の通り魚から出来ていたので、江戸時代飼い猫が油をなめていたりしていたとか。
(当時日本人の食生活は、穀物・野菜などが中心であり、エサはその残りが主だったので肉食動物の猫にとっては慢性的に脂肪分など不足していたそうです)

現在の灯油は、明治初め石油ランプと一緒に輸入され、当時主流の採種油よりも明るく、文明開化のシンボルとして急速に普及が進みました。